お家の部屋と部屋を繋ぐ場所、居間と台所を繋ぐ場所、階段など仕切りや目隠し目的で暖簾(のれん)を検討している方も多いんじゃないかと思いますが私もその中の1人。
場所は玄関。
え?玄関と驚く方もいらっしゃるかと思いますが、自宅の玄関ドアはガラス窓(スリ硝子)の部分が多く外からは意外と見えてしまうのが悩みでした。
他に二重窓を作った時の余りのポリカーボネート板を窓の上から貼ることも考えましたが、別の窓に二重窓を作りたいのでとりあえず保留。
このポリカーボネート板ってなかなかのお値段するんですよね^^:
なので、スリ硝子に目隠しシートを貼ることも考えましたがはがれ落ちそうな気がするので却下。
結果のれんに決定しました。
それではさっそくのれんを作ってみましょう。
ミシンがない!なくても暖簾(のれん)を作ることはできる?
ミシンがなくても簡単に作る方法、材料は何?
こういう時にミシンがあったら楽だなと思いはするも無くても日常生活そこまで困らないので購入しませんでした。
ではミシンがないのに何で作るのか。
糸の代わりに布用接着剤を使用することでミシンがなくても作ることができます。
それでは材料を見てみましょう。
暖簾(のれん)を作るための材料は?
1、生地
2、ハサミ
3、定規
4、糸、針
5、布用接着剤
の5点のみとなります。
その他にのれんを通す突っ張り棒と突っ張り棒をかけるのれんキャッチの2つも必要になりますのでこの2つも用意しておきましょう。
(のれんキャッチがなくても突っ張り棒だけでも大丈夫ですし、必要ない場合は用意しなくて大丈夫です。)
作りたいサイズを決めよう
今回玄関で使うということで縦170㎝にして長すぎず短すぎないサイズを購入しましたが、横幅も114㎝と玄関で使うには十分な幅がありました。
しかし、柄とは別に白い余白の部分が折り曲げても見えてしまう余分な生地を切ったため1㎝短い113㎝になりましたが問題ありません。
注意点は縫い代の分があるので縦、横幅が短くなるためその分も入れておかないと出来上がりが思ったより短かった・・ということになりかねないので長めのものを用意しておきましょう。
例:縦180㎝にしたい場合は上縫い代4㎝+1㎝、下縫い代2㎝で187㎝を用意する必要があります。
例:横82㎝にしたい場合は真ん中2㎝+2㎝、左右2㎝+2㎝で90㎝必要になります。
暖簾(のれん)を作ってみよう!
のれんの作り方
1、用意した布を2枚に切り分ける。
2、裏地になる方に1㎝折り込みアイロンでクセをつけもう1㎝折る。
3、折り込んだらまたアイロンでクセをつけた後、布用接着剤を塗り指で押さえアイロンで固まらせる。
4、反対側の布も同じように折り曲げ接着剤をつけ貼る。
5、2枚を重ね横2㎝あけて縦15㎝針と糸で縫います。
6、1㎝折り曲げクセをつける。
7、左右を接着剤でつけます。
8、突っ張り棒を入れる箇所
接着剤をつけるための幅1㎝折り曲げ、そこから4㎝測り折り曲げクセを付け貼りつける。
貼りつけた状態。
突っ張り棒を入れる場所ができました。
9、のれんの下の部分を1㎝折り曲げクセをつけもう1度折り曲げ接着する。
下の箇所もできました。
これですべての工程は終了になります。
お疲れさまでした。
まとめ
今回ミシンを使わないやり方でのれんを作ってみましたが、初めて作った割にはまあまあの出来だったかなと思います。
ただ、接着剤でつけた部分の生地が固くなるので触り心地を気にするのであればミシンで仕上げた方がいいかな。
あまり気にしないのであれば布用接着剤、もしくは布用テープで仕上げるのも選択肢としてありかなと思いますのでもしミシンなしで作りたいというときは参考にしてくださいね。